再生型M&A

再生型M&Aとは、財務的に窮境に陥った企業の事業の存続を目的として、法的整理手続き又は私的整理手続きに従って債権者から債権放棄等の金融支援を組み合わせて行うM&Aの総称である。再生型M&Aを活用することで、再生対象会社の中の優良な経営資源を活用して、早期に確実な事業の再建を行うことが期待できる。

一般のM&Aは原則として当事者(売手・買手や株主)間の合意によって成立するが、再生型M&Aの場合には、当事者に加え、債権者(特に私的整理の場合には全金融機関)の同意が必要となる。

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