みなし配当

みなし配当とは、会社法上の配当ではないものの、税務上、配当とみなされて株主が課税を受けるものをいう。

M&Aの場面においては、非適格合併、非適格分割型分割、非適格株式分配、解散による残余財産の分配、自己株式の取得等を行った場合に、みなし配当が生ずる可能性がある。
みなし配当課税を受ける場合、法人株主は原則として受取配当等の益金不算入規定の適用があるが、個人株主は配当所得と同様に総合課税となることから累進税率(15.105%~55.945%)の適用を受ける。

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