フェアネス・オピニオン
フェアネス・オピニオンとは、M&A取引において、専門性を有する独立した第三者評価機関が取引条件(取引価格や比率等)の公正性について、財務的な見地から表明する意見書である。
M&A取引の当事者は、株式価値算定書に加えて、フェアネス・オピニオンを取得することがある。フェアネス・オピニオンは、第三者評価機関自らが、合意された具体的な取引条件(価格や比率)の公正性について主体的に意見表明する点で、単に株式価値の客観的評価を示すだけの株式価値算定書とは異なる価値を有する。
一般に、株式価値算定書は適正な株式価値等をレンジ(幅)で示すが、フェアネス・オピニオンでは、レンジで示すのではなく、特定(ピンポイント)の金額や比率が適正かどうかを示す。
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