運転資本

運転資本(Working Capital/ WC)とは、ある企業において、営業活動に投下されている資金をいう。各社の事業内容に応じて、運転資本に含められる項目は様々であるが、売上債権、棚卸資産、仕入債務などは通常、運転資本に含まれる。

企業価値評価(特にDCF法による評価)の場面では、将来の運転資本の増減を予測することが多い。例えば、売上債権がある期間に増加すれば、当該期間のフリー・キャッシュ・フローが減少し、企業の価値が減少する。このため、評価対象の企業における運転資本の実態の把握が重要となる。

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