小規模リスクプレミアム

小規模リスクプレミアムとは、株主資本コストの推計に際し、規模が小さい企業に対して適用される追加的なリスクプレミアムのことである。サイズ・プレミアムともいう。

小規模リスクプレミアムが発生する理由として、小規模な企業は事業のボラティリティが高い、財務基盤が安定していない等の理由から、投資家が大規模な企業に比してより高い収益率を期待することがあげられる。
また株主資本コストの計算モデルであるCAPMとの関係では、CAPMでは説明することが難しい超過収益率のうち、企業の規模に起因する部分を調整するための追加的なプレミアムに相当している。

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