非流動性ディスカウント

非流動性ディスカウントとは、非上場株式の流動性に係る減額をいう。

これは、非上場株式は市場で売却することができず、株式を現金化する際に追加的なコストが必要であること等、流動性が低いことから生じている。
どの程度のディスカウントを見込むべきかに関して、理論的な水準がある訳ではない。また、わが国において、広く一般的に受け入れられている非流動性ディスカウントの実証研究も存在しないが、実務上、非流動性ディスカウントを30%程度に設定するケースもみられる。

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