ROE(自己資本利益率)

ROE(自己資本利益率/Return On Equity)(「アールオーイー」と読む)とは、企業の自己資本に対する当期純利益の比率であり、自己資本がどれくらい効率的に利用されているかを表す指標である。

ROEは、売上高純利益率、総資産回転率、財務レバレッジの3つの指標に分解できる。このため、売上高純利益率の向上、総資産に対する売上規模(総資産回転率)の増加、負債の利用(財務レバレッジの増加)によって、ROEは改善する。
2014年に経済産業省のプロジェクトより公表されたいわゆる「伊藤レポート」ではROEの目標水準を8%とすることが提言されている。

■計算式
 ROE=当期純利益÷自己資本×100(%)
   =売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ
   =(当期純利益÷売上高)×(売上高÷総資産)×(総資産÷自己資本)×100(%)

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