自己資本比率

自己資本比率とは、企業の総資本に対する自己資本の比率であり、企業の財務的な安全性を表す指標である。
分子に用いられる自己資本は企業にとって返済義務がないため、自己資本比率が高いほど財務的に安定していることを意味する。ただし、自己資本比率が高まることは、利益を一定とした場合、ROE(当期純利益÷自己資本)の低下を招くため、収益性の面では一概に良いとは言えない。
なお、自己資本比率は財務レバレッジ(総資本÷自己資本)の逆数となる。

■計算式
 自己資本比率=自己資本÷総資本×100(%)

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