レーマン方式

レーマン方式とは、M&A取引において一般的に使われている成功報酬の体系であり、取引金額等に応じて報酬料率が逓減する仕組である。

レーマン方式において料率を掛け合わせる基準となる価額は、M&A取引の性質や、M&Aのアドバイザリー会社や仲介事業者により異なる。一般に、株式譲渡金額や企業価値(株式譲渡金額に有利子負債等を加算した金額)をベースにするケースが多い。
計算のベースが、株式価値か企業価値かで報酬は大きく異なる場合もあり、また「時価総資産」など計算のベースが曖昧に定義される場合もあるため、事前の確認が重要である。

■レーマン方式の例

(出所:中小 M&A ガイドライン)

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