経営者保証

経営者保証とは、中小企業が融資を受ける際、経営者個人が会社の連帯保証人となることである。
信用補完として一般的だが、経営者の負担が重いと指摘されてきた。そこで、2013年に全国銀行協会と日本商工会議所が策定した「経営者保証に関するガイドライン」は、金融機関に対して保証に頼らない融資を促している。

中小企業のM&Aでは、売り手の経営者が会社売却後も経営者保証を解除できず、トラブルになることがある。そのため、中小企業庁は「中小M&Aガイドライン」第3版で、株式譲渡契約における経営者保証の取り扱いについて、注意を促している。


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